「両建てでリスクヘッジ」
バイナリーオプションの攻略法を調べると、両建てを勧める記事をよく見る。HIGHとLOW両方にエントリーすれば、どちらかは当たる。損失を抑えられる。
しかし、私は両建てを使わない。
私は月1000万円以上を稼ぐ専業トレーダーだ。この記事では、なぜ専業トレーダーが両建てを使わないのか、その理由を正直に話す。
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両建てとは何か
まず、両建ての基本を整理する。
両建ての定義
両建てとは、同じ取引で「HIGH」と「LOW」の両方にエントリーする手法だ。
HIGHとLOW両方にエントリーすれば、価格がどちらに動いても、どちらかは当たる。損失を相殺できる。
FXでは「買い」と「売り」を同時に持つことを両建てと言う。バイナリーオプションでも同じ考え方だ。
なぜ両建てが勧められているのか
両建てが勧められている理由は以下の通り。
①損失を抑えられる:どちらかは当たるので、全損を避けられる。
②リスクヘッジになる:予測が外れた時の保険になる。
③分析が不要:方向を予測しなくても、両方に賭ければいい。
一見、合理的に見える。しかし、本当にそうだろうか。
両建ての「落とし穴」
両建てには、あまり語られない落とし穴がある。
落とし穴①:ペイアウト率の問題
バイナリーオプションのペイアウト率は、多くの場合2倍以下だ。
例えば、ペイアウト率1.85倍の取引で両建てをしたとする。
1000円でHIGH、1000円でLOWにエントリー。合計2000円。
どちらかが当たると、1850円の払い戻し。
結果:2000円投資して1850円戻る。150円の損失。
つまり、両建てをすると必ず負ける。ペイアウト率が2倍を超えない限り、両建ては損失を生む。
落とし穴②:両方負けることもある
国内バイナリーオプションでは、目標レートを指定する「ラダー取引」がある。
現在レートから離れた目標レートで両建てをすると、両方負けることがある。価格が目標レートに届かなければ、HIGHもLOWも負けだ。
「両建てすればどちらかは当たる」というのは、海外バイナリーオプションの話。国内では通用しない場合がある。
落とし穴③:利益が出ない
両建ての目的は「リスクヘッジ」だが、リスクをヘッジしすぎると利益が出ない。
両建てをしていると、勝っても負けてもトントン。手数料分だけ負ける。
「損失を抑える」つもりが、利益も抑えてしまう。これでは稼げない。

両建ては「負けない」のではなく「勝てない」。稼ぎたいなら、両建てはやめるべきだ。
私が両建てを使わない理由
ここからが本題だ。私が両建てを使わない理由を話す。
理由①:方向がわからないならエントリーしない
両建てをする人の心理は、「どちらに動くかわからない」だ。
わからないから、両方に賭ける。しかし、私の考えは違う。
わからないなら、エントリーしない。
方向がわからない相場でエントリーする必要はない。わかる相場が来るまで待てばいい。
両建ては「わからない相場でも稼ぎたい」という欲望の表れだ。その欲望が、損失を生む。
理由②:分析力の向上を妨げる
両建てをしていると、分析力が上がらない。
両建ては「分析しなくても稼げる」という発想だ。方向を予測する必要がない。
しかし、バイナリーオプションで長期的に稼ぐには、分析力が必要だ。方向を予測する力。これが身につかない。
両建てに頼っている限り、成長しない。
▼ 私の手法を詳しく知りたい方へ
理由③:資金効率が悪い
両建てをすると、資金効率が悪くなる。
1回の取引で2つのポジションを持つ。資金が2倍必要になる。
その資金を使って、確信のある1つのエントリーをした方が効率的だ。
資金管理については「バイナリーオプションの資金管理|5万円から専業になった私のルール」で詳しく解説している。
理由④:シンプルが最強
私のトレードの基本は、シンプルだ。
方向を決める。エントリーする。それだけ。
両建ては複雑だ。HIGHとLOW両方に入って、転売のタイミングを見て、利益を計算して……。
複雑にすればするほど、ミスが増える。
シンプルに、方向を決めてエントリー。これが最強だ。
私の手法については「【月1000万】バイナリーオプション手法|私のオリジナル戦略を公開」で解説している。
両建てが「使える」と言われる場面
公平を期すために、両建てが使えると言われる場面も紹介する。
経済指標発表時
経済指標発表時は、価格が大きく動く。どちらに動くかは予測困難だ。
この時、現在レートから離れた目標レートで両建てをすれば、どちらかが大きく当たる可能性がある。
しかし、私はこれもやらない。
理由は、経済指標発表時は予測不能だから。予測できない相場でエントリーしても、ギャンブルと同じだ。
負けそうな時のリスクヘッジ
エントリーした後、「負けそうだ」と思った時に、反対方向にもエントリーして損失を抑える。
これも一応「両建て」だ。
しかし、私はこれもやらない。
理由は、最初のエントリーが間違っているから。間違いを認めて、次に活かす方が良い。
両建てより大事なこと
両建てを考えている人に、伝えたいことがある。
「待つ」ことを覚える
両建てをしたくなるのは、「待てない」からだ。
方向がわからない相場でも、「何かしたい」「稼ぎたい」という欲望がある。その欲望が、両建てに走らせる。
しかし、待つことが最強の武器だ。
方向がわかる相場が来るまで待つ。鉄板のポイントが来るまで待つ。待てる人が勝つ。
分析力を上げる
両建てに頼らず、分析力を上げることに集中した方がいい。
方向を予測する力。エントリーポイントを見極める力。これがあれば、両建ては必要ない。
分析力があれば、1つのエントリーで勝てる。
「見送る」という選択肢
両建てをするくらいなら、見送る方がいい。
見送れば、損失はゼロ。資金は減らない。
両建てをすると、ほぼ確実に手数料分は負ける。見送った方がマシだ。

「両建て」か「見送る」か迷ったら、見送る。これが正解。
まとめ
両建てとは
- 同じ取引でHIGHとLOW両方にエントリーする手法
- リスクヘッジが目的
両建ての落とし穴
- ペイアウト率2倍以下だと必ず負ける
- 両方負けることもある
- 利益が出ない
私が両建てを使わない理由
- 方向がわからないならエントリーしない
- 分析力の向上を妨げる
- 資金効率が悪い
- シンプルが最強
両建てより大事なこと
- 「待つ」ことを覚える
- 分析力を上げる
- 「見送る」という選択肢
両建ては「リスクヘッジ」ではない。「分析に自信がない」ことの表れだ。
分析に自信がないなら、両建てをするのではなく、分析力を上げることに集中すべきだ。
そして、方向がわからない相場では、エントリーしない。これが専業トレーダーの選択だ。
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両建ては「リスクヘッジ」ではない。「分析に自信がない」ことの表れだ。